kokugo

▼指導は矯正でもないし、人格否定でもない。最近、女子中高で英語を教える弟の授業を見学する機会があり、そんなことをふと思った。

言うことを聞いてくれないから、何度教えても自分の思うように成長しないから、と言う言葉を耳にすることがあるが、自分自身の指導の仕方に問題がなかったかと一度見直すことはしないのだろうか。もしかしたら相手の目線に立てていないのかもしれないし、自分の価値観を相手に押し付けること=教育となっている可能性もある。そもそも話に耳を傾けるだけの人間ではないと判断されていて、尊敬や信頼をされていないという悲しいことも想定できる。

一番大切なことは一個人として相手と向き合うこと。それは、指導や教育だけではなく、すべてにおいて言えること。相手を思えば、発する言葉も変わってくるはず。忙しくなると忘れがちだから、自戒の意味も込めてここに記しとく。

 


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