便りがないのは良い便り

▼朝から取材。9名の女性にzoomを使って、お話をお伺いすることに。初めてお会いする方だと特に相手への失礼がないように、だけどリラックスできる環境を作るために、最低限の配慮と最大の敬意を持って取材にいつも臨むのだけど、昨今の状況下からzoomで対応せねばならず、離れた場所からも話が聞けて便利だなあと思う反面、相手の息遣いや表情が読み取れず、考えや言葉に行き違いが生まれることもある。それに電波が乱れることで、ミスコミュニケーションが生まれることがな〜、単純にタイムロスだし、わずか1秒でも遅れるだけで相手の話の熱意が落ちることもあるから、かなり細心の注意を払わねばならない。まあでも無事に終わったのでひと段落。ここから原稿にしていく。今年の秋にはお披露目できるかと思います。

▼その、自分が行ったインタビューの音声を聞きつつ、文字に起こしているんだけど、自分の話し方を聞き続けることって苦行に近い。何回も「なんか」って言ってる。「ちょっと」も口癖。上手い言葉が見つからなくて、ぼんやりとした表現で話しちゃってる。とかさ。短いセンテンスでシンプルに伝えられるようになりたい。淀みなくぱちっとはまって気持ちいい言葉を紡ぎ出せるようになりたいのよ。

あと最近思うのは、失礼がないように丁寧に言葉を交すことも大事だけど、ここだ!ってポイントでズバッと斬り込めるようになりたい。もっと核心に迫った言葉を、相手の口から聞きたい。誰が聞いても同じようなことが記事になってても正直面白くない。誰も聞いたことのない話や同じ物事でも違った切り口で提供できてる記事は、やっぱり読んでて、う〜ん、いいね!って唸っちゃう。この人だから話しちゃった、気づいたら言いたくないことまで勝手に喋っちゃってた、とか油断や安心が散りばめられた記事を作れるようになりたい。そうするにはテクニックも必要かもしれないけど、人柄や信頼も大事かななんて思う今日この頃。

▼早朝から取材をして気づけば夕方に。このまま部屋で過ごす1日もいいけど、体も動かしたかったから、自転車で隣町までゆき、お酒を購入。帰宅すると一通のラインが。自転車に乗りながら、元気にしてるといいなって頭の中で考えていた人からラインが届いていた。元気?って聞かなくてもきっと元気だろうとは思うけど、まあ連絡があるのは嬉しいことだよ。

 

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