隣の芝生は青い

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▼あ〜なんか引っ越したいわ〜!って思って、パソコンを開くたびに賃貸物件を検索してたちょっと前まで。緊急事態宣言も解かれたことだし、気分転換にでも良さそうな部屋を見に行ってみるかってことで、コロナに感染しないようにって細心の注意を払いつつ、不動産屋に行ってみた。今住んでる阿佐ヶ谷から離れて、全然知らない街に住んでみるのもいっか〜なんて思って、京王線沿いとか浅草線沿いとかいろいろ調べてみる。不動産屋のお兄さんに、間取り図もいくつか出してもらった。だけどあんまりしっくりこない。予算と間取りの両立むずい。お風呂場とキッチンに窓があって、予算は今の家賃より若干低めがいいです、っていうと、まあまああるっちゃあるけど、なんかぐっとこなくて。

唯一ぐっときたマンションは、桜上水にある7Fのお部屋。お風呂とキッチンに窓があって、部屋も今の部屋より広い。いいじゃ〜ん!しかも家賃だって今よりもはるかに安い。最高じゃ〜ん!駅からも徒歩4分。まじかよ!ってことで内見しよっかなと思い、目の前にいる不動産屋のお兄さんに声をかけようと思った。ん、いや、ちょっと待てよ、この安さ、かなり不安だぞ。もしかしたら事故物件?

正解は、エレベーターがないとのこと。毎日7Fまでの上り下りは、最初の頃は楽しそうだけど、ヘトヘトに疲れた日は上るのしょげるんだろうなあ〜。お母さんとか遊びに来てくれた時に苦労かけるだろうな〜って思って即却下。は〜ん、世の中はうまくいかないね〜。その日は収穫ゼロで帰った。

▼引っ越したいってことは今の部屋に満足できてないってことだよな〜ってその日の晩、家に帰ってきてからふと思ったので、思い切って部屋の模様替えをしてみることにした。こないだの日記で夜中に部屋の模様替えを〜って話してたと思うんだけど、それがその第一歩。今んとこ、寝室の照明を付け替え、ヘッドとソファの位置を変更し、部屋と部屋とをつなぐ引き戸を取り外し、二間あった部屋を一つにした。換気するたびに風が部屋を駆け抜ける。爽やか〜でいいね!あとは、部屋に点在していた本棚を一箇所に集約し、本を手に取りやすいように配置換え。テレビの位置も見やすい位置へ移動。化粧台で仕事もできるようにパソコンを移動させた。…ってもう間取りかけるぐらい詳細に話したな、まあ、とにかく部屋をガラッと模様替えしたら、かなり快適になったっていう。どこも行きたくないわ〜毎日ここにいたいって思えるようになった。っつーことで引っ越しするのは当分先でも良さそうだ。

▼ちょっと話変わるけど、なんかどこにいてもなぜか「あ〜帰りたい」っていつも思っている。物理的な「帰る」じゃなくて、精神的にどこかに帰りたいって思ってるんだよな。その場所は明確に、実家とか今の部屋とかそういうのじゃなくて、いつも心の中でコロコロ場所が変わる。なんだろうな、安心できる場所に帰りたいって感じかな〜。なんだろこの感じ、うまく言葉にできないし、だから何だって話なんだけど。この感覚、わかる人いる?

 


柴田聡子- 芝の青さ (140214 Pink moon)