空港で聞くチャイムのような時報が好き

▼テレビもSNSもコロナの話題しかしていないので、見ているだけで疲れてしまって、最近は見るのをけっこー控えている。そんな時にちょうどいいのがラジオ。ラジオってそんなに神経を研ぎ澄まさなくても、生活音と同じリズムで耳に入ってくるからちょうど良い。それに、ラジオのほうが実は自由度が高いって知ってた?今朝なんてさ、リモートワークになってからご飯を作ってるパパから相談でさ、子供から食事のクレームがくるっつって、んじゃあなんてお子さんから言われちゃうんですか話してくださいよ、ってパーソナリティーが電話越しに質問したらなんていったと思う?「いっつも言われるんですよ、くそまずいって」って半笑いで答えててさ、こんな早朝からくそまずいってワード出るんだ、突然出る綺麗に加工されてないネイキッドな言葉ってまじ笑えるなって思ったんだよね。ちなみにその親子は仲が良く、パパさんが「一緒にご飯作ろうよ〜」とクッキングに巻き込むことで、当事者意識を持たせることに成功!まずいっていう一方的なディスコミニュケーションは減ったらしい。さすがじゃん、パパよかったね!

 

今の世の中は、気分が滅入るつまんない話題ばっかりだってパーソナリティーの方々も気づいてくれてんのか、本当まじでくっだらね〜って思って笑える話をどんどんしてくれるんだよね。やっさしーなー。

 

私が特に好きなのは、TBSラジオ森本毅郎のスタンバイ、伊集院光とらじおと、ジェーン・スー生活は踊る、たまむすび、たまにジャンク……そんな感じで毎日聴いてる。ちなみにこれソラで答えているからね。一切ホームページ見てないから。すごいでしょ?

 

曜日感覚が麻痺してる今だからこそ、時報のありがたみを感謝したり、ああこの人もこの状況に疲弊してるんだな〜私と同じじゃ〜んって励ましてもらったりとか。

 

暗く滅入る気分の時こそ、しょうもない話で励ましてくれる人にすっごく感謝しちゃう時ってわかる?んだよ、もっと気持ちわかってくれや!って一瞬思うんだけど、むしゃむしゃ食べたくなるスナックみたいなその軽さに感謝しちゃうわけよ。私の深刻さに引きずられず、励ましてくれてありがとうな!サンキュー!的な感じに近いの、ラジオは。

 

だから、最近落ち着いてきたNetflixを超える、何かにハマりたいと悶々としてた日々に、ラジオがすっごくちょうどいい。何より人の話し声が落ち着くのかな。情報量が多すぎない、想像の余地をくれるこのラジオの懐の広さに感謝したい。