はやてのように駆け抜けて

「あかん、めっちゃすきや…!俺と結婚して!」

 

会って10分もしない間に求婚された。驚きのあまり淡々と「ありがとう」と礼を述べると、向かいに座った男(24歳・社会人2年目)は「スルーせんといてや!」とにかっと笑う。なんの衒いもない笑顔にくらくらする。なぜこんなことになったのか?さて、時を戻そう。

 

あれは先週末の夜。眠るには早すぎるし、かといってどこか遊びに行くには遅すぎる頃。久しぶりに来た京都で、一人の夜を楽しんでいた。「おでん」という提灯の光が味わい深い一軒の店で、ビール片手におでんを突いていた。

すると、後ろから若い男性の声がする。

「すみません、一緒に飲みませんか?」

声のする方へ目をやると彼を含めて3人が座っていた。そのうちの一人の女の子が「ほんますみません〜、やめやってゆうたんやけど」とばつの悪そうな顔をする。

気にしないから大丈夫ですよ、飲みましょう!と二つ返事で承諾し、一緒に飲んでみることにした。

 

24歳というと私の弟よりも遥かに若く、どういう生態をしているのか全く見当がつかない。だから、というわけではないけど、子供をあやすかのように丁寧に話を聞き、時には冗談をいい、少しだけ知っている社会の暗部を雄弁に語ってみた。いや、私、めっちゃいい先輩じゃん…!

 

 

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ってここまで書いてみたけど、なんか書いてて自分がつまんなくなってきちゃったから、また気が向いたら続きを書くことにしますわ。(そんな終わり方ありかよ)

久しぶりに日記書くから、一応近況をお伝えすると、私は相変わらず元気、仕事も順調、たまには悩むけどそれは仕事だし当たり前だな、恋はというと、日記の通りおもしろハプニングに見舞われつつもほどほどに楽しくやってる。マイブームは早起き、手紙、中国語、ここに太極拳がそのうち加わる予定!

 

最近は、〇〇してるときの自分好きだな〜、〇〇といるときの自分って素直で可愛いから好きだな〜、〇〇を身につけてるときの自分は清々しい心持で好きだな〜とか、そういう感情を大切にしてます。以上!また日記書きます。またね。