うどんに例えるな

▼医療脱毛を始めた。まずは脇の下から。御年30歳にして初体験。ドキドキ。この前、行きつけのバーで「私、生まれて初めて医療脱毛するの!」って宣言したら、「今更〜?」「いまどき大学生でもやってるぜ?」「俺は脇毛生えてる女でも愛せる自信ある!」って様々な意見をいただいた。

最後に出した「俺は脇毛生えてる女でも愛せる自信ある!」って言ってた友達は、脇毛をうどんに例えてた。「ツルッツルのうどんを食べたい日もあれば、ゴワゴワの噛みごたえのあるうどんを食べたい日もあるだろ?だから、脇の下だってツルツルでもポツポツ生えててもいいってことだよ」って満をじして、いいこと言っただろ感を出して私にいってきたけど、この人の言葉だけは信じちゃいけないなと思った。この友達は器が大きいのかもしれないけどさ、私は絶対にツルツルになりたい。

▼で、だ、よ、行きました、病院に。医療脱毛の注意点を動画でチェックし、先生のありがたいご説明を聞き、処置してもらう。看護師さんに「ちょっと痛いかもしれないです」と宣言されたので、「どれぐらい痛いんですか?」と聞くと「輪ゴムでぱちっと弾かれたぐらいですかね」というので、「注射とインプラント治療に比べたら、どっちが痛いですか?」とすかさず質問。「歯科治療を乗り越えられてるなら、全然余裕だと思いますよ〜」って笑顔でいうので、その言葉を信用して、脇の下を見せる。私、痛いの嫌いなんです。医療もその他もろもろも。男のお医者さんにも脇の下を見せた。男性の先生に脇の下を見せることになるけど、平気ですか?っていうエクスキューズがあった上で、バンザ〜イってして見せたけど、なんかちょっと恥ずかしかった。見ないでくれと言わんばかりに伏し目がちに話してしまった。態度悪い女性に見えたら、なんかごめんなさい。

▼治療スタート。「痛かったら言ってくださいね〜」と言われ、バチンバチンと眩い光を放ちながら、脇の下へレーザー光線を当てられる。ちょっと熱いし、バチンという音に驚いて、体がびくっびくって動いてしまう。10分もかからないうちに終わる。この1週間で効果は実感できるらしい。本当?ワクワクしながら脇の下を見る。今のところ何も変わらない。

▼生まれて初めての医療脱毛、かなり緊張したけど、美しい自分になれるならこれからが楽しみだわ。