アガペー

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日曜の仕事終わりにパッと電車に乗ったら、向かいに同僚が。女友達といたので邪魔しちゃ悪いなあと思い、お邪魔しました〜といい移動しようとしたら、「一緒に教会行きませんか?」と誘ってもらい、なんか面白そうだなあと思ってついていくことに。

なんでも同僚は約1年前にクリスチャンになったそうだ。クリスチャンになった理由は、少し前に祖父、父が相次いで亡くなり、法事のたびに集まって木魚の音をずっと聞く…という体験がどうも嫌みたいで入信したらしい。

入信方法も特別なことはなく、プールのようなところに身を沈めるだけでその日からクリスチャンになれるらしい。

まあでもこの水を浴びるという行為もあくまでも形式だけのもので、「キリスト様を信じ、心の中で受け入れる」ということができていれば、もうクリスチャンといっても良いのだそうだ。

さて、教会の様子はというと、なんというかアットホームでひらかれているなあって感じ。反響のよい吹き抜けの天井からは、奏でるピアノの音が降ってくるようで、なんていうか神秘的。だいたいの話題には「赦す」というキーワードが出てきて、「どんな過ちを犯したとしても、キリスト様は赦してくださいます」と牧師さんがいうと、その言葉にあわせてみんなお祈りをしていた。隣に座ったお婆ちゃんは、胸の前で手を組んで牧師に向かってずっと目を閉じて祈っていた。

信じる先があることで少しでも気が楽になるなら、人生を再生したいと思う人にとってはとても良いことなのではないでしょうか。

キリスト教でもカトリックプロテスタントと流派があり、カトリックは礼拝は絶対、とか割と強制力が働くらしいけど、プロテスタントはキリスト様を信じてるならOKといった感じでけっこう自由らしい。

 

祈り、で思い出すことといえば、タイに行った時にみんな国王に向かってお祈りをずっとしていて。ちょっと系統は違うかもしれないけど、なにか信じられるもの、心の拠り所にできるものがあると、人は生きやすくなるのかなあって。なんてね。

 

なんだか面白い体験ができた。また遊びに行ってみよう。

 

 

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読み返して気づいた、なにしに行ったか書いてなかった。礼拝にいったのでした。