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◾︎朝8:50。改札をすり抜けてちょっと先。いつも決まった時間に決まった場所ですれ違う女性がいる。黒髪ロングで無表情、服もなんだか無頓着でださい。彼女とすれ違うたび、百貨店の匂いがする。正確に言うなら、プレゼントを包む包装紙の匂い。コードネームTakashimaya。小さな頃、特別な用事やお祝い事があると、必ず両親が百貨店へ連れてってくれた。そこのフードコートで食べる、やっすい醬油ラーメン、形整わないソフトクリーム、溢れ出しそうなポップコーン。どこにでもある味なんだけど、百貨店マジックで特別なごちそうに思えた。お腹も胸もいっぱいになって、それだけでも嬉しいのに、新品のワンピース、流行りのおもちゃも買ってもらえた。
彼女とすれ違う朝の数秒で、あの、バラの花が誇らしげに咲く、つるつるの包装紙に包まれた箱をぎゅっと抱きしめて家路を急いだ幼い頃の気持ちをインストール。その数秒が私をすぐにセンチメンタルにさせる。

「なんだか、宇宙に行っちゃいそうだな」

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■好きなものごとに理由なんてあるのでしょうか。だいたい気づいたら好きになっていることがおおくって、理由なんて後付けばかり、な気がしてる。

結局は皮膚感覚で好きになるんだったら、嫌われることだってきっと、大きな理由ってよりも感覚でしかないんだろうな。

だからこそ、ひとのことは、どんなボールを投げてきたって受け入れていきたいな。感覚で嫌いになってしまうのはもったいない気がしてる。

■やっぱり私はひととわかりあいたい。たとえば、ビジネスの場だから割り切らないとならないっていう状況に立たされたとしても、相手のことをちゃんと理解して、心を通わせたいなって思ってしまう!ビジネスライク、ドライな関係、社交辞令っていう、そういう関係はなんだかつまんないなーって。

■ゴルフが大好きすぎてしょうがない。本番もいいのだけど、練習場がすき。休みの日に行くのも、仕事帰りに行くのも、どっちもすき。練習場に行き、日々の話をポツリポツリとしながら、球を打つ瞬間がたまらなく好き。きもちい風を全身で受け、ただっぴろい草原のなかで、ぼんやりしているときが好き。遠くで誰かの声がして、ひとりじゃないんだけど個を感じられるその瞬間がいい。だんだん風が気持ちよくなってくる。いい季節。こんな気分とこの季節がずっと続けばいいと思ってる。

■日々を素直に生きたい。

「youtube ばっかり見てる場合じゃねえ」

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長いです。
3月上旬から中旬にかけてのまとめ。

◾︎職場の同僚と館山へ。
館山に降り立って、南国ナイズドされた街並みに興奮。やばい!薄着で歩き回れるじゃん!とさらに感動し、「老後は海沿いのあったかいとこに住むんだ…!」と強く決意。
夜中に聞いた、「大学の図書館にある透明な渡り廊下を歩く、とある美女のパンツの色を特定するために留年した」という話に爆笑したり、同僚の恋人と結ばれるまでのエピソードを聞いて、キャーキャー騒いでいたら、お酒が回ってバタンキュー。本当に楽しい旅だったなぁ、また行きたい!

◾︎日頃、デスクワークしているせいか、肩が鉄人並みか!っていうくらいバッキバキに固いうえに、凝りまくっていたので、マッサージ屋へ。もともと通っているスポーツジムのなかにあり、やってみませんか?と施術師Aさんが声をかけてくれたのがきっかけ。
タイ古式マッサージに興味があったので、それをチョイス。ほどよい室温に薄暗ーくなった室内、さらにはじんわりあったかいマット。アカン、寝落ちしてまう…と思ってたらAさん登場。

Aさん、語り口がかなり気さくでショートカットの丸顔ほんわか女子…といった風貌なのに、柔らかい足の裏で身体中グイグイ踏みまくるといったドSっぷり。
あまりの痛みに拳を強く握りしめ、冷や汗をかいてたら、話題は、20代後半の女性の生き方について変わる。女性には結婚・出産といったイベントがあり、そこも叶えつつ、どうキャリアを積んでいくかっていう、この歳になると直面せざるを得ない話題に、うーんうーんと唸りながら耳を傾ける。

「ああ!とにかく幸せになりたい!」と枕に顔を突っ伏しながら叫んだら、Aさんが「大丈夫!わたし26の時、ほろ酔い状態じゃないとなんにも喋れなくて、大事なデートの前に白ワインがぶ飲みして行ったら、好きな人の車のなかで派手に嘔吐しちゃったから!それでも生きてるから!アッハッハ」と全然大丈夫じゃない突然の暴露話で一気に距離が縮まり、90分の施術もあっという間に終了。
「私、息をするように人を好きになってしまうんです」というAさんのロマンチックな一言が最高のパンチラインだった。

いろんなことを固く考えすぎなのかもなぁと脳みそも柔らか〜くほぐれた気がした。

◾︎爪が伸びたのでネイルサロンへ。店長であるTさんの接客や考え方、語り口、あと「全部任せます!」といって丸投げしても最高のネイルをいつもしてくれて、こんなわがままを聞いてくれるTさんが大好きで、もうずっと指名させていただいている。(本当にいつもありがとうございます…!)

ネイルをしてもらいながら、やはりこれからどうキャリアを積んでいくかという話題に。周りの同級生のように結婚し、子供を作り、、っていう絵に描いたような幸せを歩むこともいいけど、私は!仕事で!成果を残したい!と強く語ると、「私も仕事大好き!」っていうTさんの単純明快なポジティブ発言にぐっとくる。

うーん、でもね、やっぱり同級生が結婚してるって聞くと、私って出遅れてるかも…?ってよく気後れもすると悩みを告げると、そうなんだよね〜そー悩んでるうちに気付いたら歳をとってるよ、と言われ、仕事人間にとってのワークライフバランスとは…?という命題が心に刻まれる。

女性にとっての「美しさ」や「輝き」が人よりも劣っていると思うから、ならば私は!仕事で挽回して!人並みになりたいぜ!と思っているんだけど、仕事も半人前となるとなぁ。まあ悩んだってしょうがないし、やるしかないのですが。

◾︎同僚Iさんとタロットカード占いへ。今年1月にも占ってもらい、「3月ごろまた来なさい」とお言葉をいただいてたので、再訪問。
総合結果をざっくり言うと、「決断しろ!」とのことでした。決断ってなに…?(^o^)

Iさんと店を出てから、これからどう生きてこうね…と若干どんよりとした雰囲気に。

これからどういう仕事をしてこうか、と話してたIさんの話を受けて、まあ私もバイトではあったものの、職を転々としてきて思うのは、いまのご時世でよくある「新卒至上主義」や「学歴重視」といった考え方には異論を唱えたい。
少しずつ潮流は変わってきてるって思うけど、でもやっぱりその風潮は少し感じてるわけで。たしかに学歴は大事かもしれない。頭の良い学校を出ていると、それだけ「使える人」と分類される人種のパイが大きいから、だったら頭のいいところから人をもらって組織を構成したほうが能率はスグに上がるかもしれない。

だけど、一緒に仕事をしていく上で必要なことって何…?って考えて行ったときに、最終的ににたどり着くのは人間性だと私は思ってる。

会社という組織で生活していく以上、人との関わりあいが大切で、どんなに仕事ができると言われている人だったとしてもまた一緒に仕事したいと思えなきゃ次につながらない。

それに、学歴や職歴が良くなければ組織で活躍できないのか?っていうとそういうわけじゃないって思うんだよね。個人の努力や自己研磨によって、いくらでも活躍できる舞台は用意されてるはず。ショーンKの事件とかまさにそう。結局は豪華な肩書きを持ってないことには活躍できないっていう、そういう情勢であることに疑問を感じてるよ。

仕事ってそれに、できる・できないじゃなくて、あう・あわないかの違いでしかないと思ってる。だからこそ、いろんな人々に、いろんな道が用意されることを願ってやまないよ。


ああ、いろんな人生、すべてのボーイズ&ガールズに幸あれ!と心から思う毎日であります。


楽しい暮らし

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◼︎土曜

高校時代からの友人Mちゃんと海へ。

前の晩、電話で予定を決めてたら、そばで会話を聞いてたであろうMちゃんパパが、「俺も行きたい!」と声をかけてくれたので、参加決定。おもしろメンバーで車にライドン!
 
某国立大で教授をする傍ら、大学の広報もしているMちゃんパパの「どう広告を打ったら、うまく回りを巻き込んで、反響を出せるか」っていう話が、もう今の自分にドンピシャすぎてわ〜〜か〜〜る〜〜と共感の嵐。ジャンルは違えど、同じ方面で仕事をしている人と話すのは勉強になるなあと思いながら、真昼間から生ビールを2杯…。最近の酒乱っぷりを反省しようと思い、禁酒するぜ!と思ってたけど、お酒を前にするとダメだった…意志のNASA\(^o^)/
 
そんな風に仕事の話に熱をいれてたら、Mちゃんが、「たっちー、仕事楽しそうで嬉しいよ。東京でフリーターしてた頃とか、しんどそうだったもんね。」と言葉をもらい、号泣しそうになった。いや、少し泣いた。
 
あの頃もあの頃で充実してたし、あの頃があったから今の自分がいるのはわかってるんだけど、ずっともがいててしんどかった。悲劇のヒロインぶるな、みんなだってしんどいんだぞ!っていう正論もわかるのだけど、ただただ純粋に「つらい」「さびしい」っていう気持ちにそっと寄り添ってくれた、その当時からの友達には超サンキュー&これからもよろしくお願いします!って感じ。
 
ふわふわほろ酔いで夕方には解散。愛すべき友に会えて、心満たされフル充電して即爆睡。
 
 
 
 

トンボの視界は万華鏡

「あなたはBですね」

ある日突然告げられた視力Bの知らせ。数値にすると0.7ぐらい?数値じゃなくてアルファベットで視力を教えてくれるのは、うちらが住むエリアだけらしい。それをつい最近知った。

で、話は戻るけど、小学4年生のとき、それまで最高水準A(だいたい1.0以上?)を出し続けてたわけなんだけど、急に目が悪くなってしまった。理由はきっとゲームボーイのしすぎ。親から買い与えてもらったポケットモンスターがもたらす二次災害。マサラタウン、四天王、ピカチュウ。クラスの一員として馴染むための、共通言語としてのポケモン。みんなこぞってポケモンをやっていた。

ポケモンをやりすぎて視力が下がったと親が知ると、ソッコーで取り上げられてしまった。その代わりに、渡されたのはタモリのサングラス…のような視力改善装置。いまや懐かしいテレホンカード。あのカードに空いた小さな穴から外を眺めると、しっかりと焦点が絞られるためか視力が上がるっていう都市伝説のような話、ご存知ですか?それをむりやり形にしたような、無数の穴が空いたサングラス。そのサングラスを毎晩、夕飯の時にかけろとの指示。

一般家庭の食卓を覗き込むと、リトルタモリがぽつん。シュールの極み。だけど、親が言うから、私はちゃんと約束を守ろうと決心は一応した。

でも正直言わせてもらうと、このまま視力がさがればいいと思っていた。なぜなら眼鏡に憧れがあったから。だから、志なかばで眼鏡をかけられるように、夜中にこっそりゲームボーイをやってしまった。もちろんバレて、よりこっぴどく叱られた。

いまでも眼鏡に憧れがあり、男女問わず眼鏡をかける人を見ると、自然と目で追ってしまう。まあいまや視力も無事に上がってしまって、PC用眼鏡ぐらいしかかける必要ないのだけど、いまでも好きです憧れです眼鏡って存在は。