優しさに包まれたなら

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◼️朝起きて顔を洗って歯を磨く間にお湯を沸かす。お湯が沸くのを待ちながら、食パンをトースト。2分でこんがりきつね色。焼きたてのパンに胡椒を混ぜたマヨネーズをうす〜く塗り、丁寧にスライスしたキュウリ、トマト、ハム…もしくはぐずぐずに潰したゆで卵をササっとのせる。その上からまたトーストした食パンをのせてサンドイッチの出来上がり。アルミホイルでサンドイッチを包む頃にはお湯も沸き、コーヒーを淹れる。濃いめのブラック、あつあつのままタンブラーに注ぐ。紙袋のなかへ無造作に入れたサンドイッチとゼリー、あつあつのコーヒーが入ったタンブラーをリュックに入れる。最近のランチはこんな感じ。

 

春めいてぽかぽか陽気の日にはオフィスから出て、外でサンドイッチ。たまにコンビニで買った揚げたてチキンを、サンドイッチの間に挟んで食べる。総額300円ほどの幸福と1時間の贅沢な時間。

 

◼️即席料理にハマっている。ドドンとメインディッシュを作る間にサクッとできる箸休め的なもの。

最近おいしかったのは、キャベツの即席フレンチドレッシングあえ。湯がいたくたくたのキャベツをざく切りにし、塩・胡椒をといたお酢にオリーブオイルをひとたらし。それをキャベツにあえる。こってりした料理に爽やかなお酢の酸味が◎ 調理実習を思い出すチープな味わいがこりゃまたグー。

和食であれば、小松菜のおひたし。お湯で軽く湯がいたら、しっかり湯切りし、食べやすい大きさに切りそろえる。それをサラダ油で軽く炒めたら、塩とお砂糖少々。え?お砂糖?って思うかもしれないけど、コクが出るから入れると美味しいよ。あと白だし。軽く煮立てたら火を止めて冷やす。冷やすと味が染み込むから、すぐ食べたい気持ちをこらえて待ちましょう。

 

◼️お酒飲む約束をしていない金曜の夜にマッサージしに行くのにもハマっている。一般的にメジャーどころのマッサージ屋へ行くのではなく、ネットサービスを頼りに予約し、薄暗い雑居ビルのなかにある、ものすごい当たり感のある店を見つけたとき、とんでもない高揚感がある。それに金曜の夜だ。この段階でかなり舞い上がってるのに、花金に、わたし、すげーの見つけちゃったぞ?っていう気持ちに浸るのがすごい好き。脳内でSHAKEエンドレスリピート。

はい、で、話を戻すけど、最近行ってよかったお店は阿佐ヶ谷駅近のオイルマッサージ。これまで行ったお店で歴代ナンバーワンの、本八幡の台湾マッサージ屋を超えたかも。名前はたしか健康苑だったと思う。そこに匹敵する良さがあった。

どこがいいか具体的に説明すると、まずは現地感があるところ。中国か台湾の方の、あの舌ったらずな話しぶりが「はい、私いま海外にきてまーす!」っていう気分転換的なリフレッシュモードに入れるからいい。次によかったのは、あったかさ!寒い外からやってきて、はらりはらりと洋服を脱ぎ、暖かいオイルで体をさすられる。きもちい。適度に暖められた石で、リンパに沿って老廃物を排出。よい。お気遣いも十二分にあってサービス面でもあったかい。いいね。マッサージをおえて個室を出ると暖かいお茶も。最高。

それにマッサージ屋のいいところは施術前に会計を済ませるところ。明朗会計大好き。本八幡を一緒に発掘したマッサージ友達のSを誘ってまた行こ。Sはきっと喜ぶに違いない。

 

◼️あとは優しさを大事にすることがマイブーム。「タフでなければ生きていけない。優しくなることができなければ生きていく資格がない。」

本能

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 ◾︎「あの人は●●だから」「これは●●に違いない」などと人や物をカテゴライズしなくてもいいのでは。得体のしれないものを理解するため、自分たちの経験に基づいて作った型へ丁寧に、スライムみたいな実体のない想像を流し込む。結局は想像でしかない、真実なんて口に出さない限りはしまいこまれたままでしょう。だから、あーでもないこーでもないなんて言い合ったって。みんな安心したくて仕方ないんだね、わからないものを理解しないといられないのかい。

 

…なんて、新年も早いうちから不倫騒動に花を咲かせる婦人たちへ話しかけてみた。もちろん心のなかで、だよ。人の色恋沙汰で美味しくお茶をしばけるうちは、まだまだ平和なのかも。暖かい陽だまりにあたって、意識がぼんやり遠くなる…のんびりいいお正月。今年もゆったり楽しくやりますよ、どうぞよろしくね。

親の仇と言わんばかりに

 

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 ◼︎月曜って憂鬱だよね〜なんてコピー機の前でぼんやりしてた仕事中に突然「ずっと前から面白いと思ってました!」と若い男性社員から声をかけられ、あまりに動揺し、「やばいナンパじゃん!」って大声で叫ぶところから始まった週初め。いやいや、恥ずかしすぎるな‥しかもよーくお顔を拝見しますとイケメンじゃないですか‥恐れ多すぎる。とりあえず必要な書類を出力し終えたら逃げるように「ありがとう!気持ちは受け取っとくよ」と言い残し、駆け足で自分のデスクに戻った。自分のヒールにつまづきそうになるし、恥ずかしい恥ずかしい。私の心は荒れ狂う、恥ずかしさの嵐。

 

◼︎‥っていう話を、高校時代からの親友Mに打ち明けると、「イケメンに言われたからって動揺してどーすんのよ。多分ね、その調子だと壺とか売りつけられたら買っちゃうでしょ。イケメンから薦められたら絶対買うタイプだよ、たっちーは」と強めに断言。答えはハッキリとNO!流石にそこは判断つくわよ、そこまでおばかさんじゃないわ!とカフェで私も強めの否定。そこまで意固地になる自分にもおかしくなって冷たいカフェラテを飲みながら、思わず笑ってしまった。

 

◼︎M曰く、イケメンはロクデモナイ奴が多いらしい。イケメンは生まれた時から備わったスペックでしか生きてないし、自分に欠点があったとしても周りがチヤホヤするから改善しようと努力しない。だから、顔が良くたって中身がすっからかん。そんな奴、一緒に過ごしてて時間を無駄にするだけ。なんて言う。まあ確かにこれまで出会ったイケメンは、大抵そうだったかもしれないな、なんて脳内カタログをパラパラめくる。いや、超偏った偏見であることも重々承知の上でね、まあちょっとは共感した。「街で歩くイケメン見ると、かっこいい!って思うでしょ?」と聞かれ、思わずハイと即答。だって、何を思おうと私の自由だしさ。でも、それもMはやめたほうがいいと言う。「甘い誘惑から自分を断ち切らないと。カッコイイだけが全てじゃない。街で見かけるイケメンの顔にペケがついたら本物。」

 

◼︎そんなに強くイケメンを否定するけどさ、なに、Mはイケメンに親でも殺されたの?なんなの、親の仇でも取りたいの?ねえ?って聞くと、ちがーうちがうよーなんて笑い出す。顔で人を判断する以上は幸せになれないでしょってことが言いたかったらしい。

 

◼︎「恋愛と結婚は大いに違う。恋愛はただ好きなだけでそばに居られるけど、結婚はチェックポイントが多い。そのチェックポイント、つまり価値基準は人それぞれだけど、顔だけで選ぶと自分が苦労するから、ちゃんと見る目を養いなさいってこと」Mはしっかりしてるね。なるほど。って納得。って私は顔だけで選んでないよ、チェックポイント多いってなんかスタンプラリーみたいだな。なんて思って口に出そうとしたけど、その時は黙って聞いておくことにした。