不安でも移動

■いいお酒だった!好きな音楽、好きな映画、好きな漫画っていう話題だけで3時間以上飲めるって幸せすぎるな

 

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こおったゆめをとかすように

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■この数週間で、劇的に時間の過ごし方や日々への思い入れが変わった気が。いちいち涙もろい。

 

■学生時代から憧れの、女の先輩と仕事の話で盛り上がる。年上の人と、対等に話せるようになって嬉しい。

 

■どんな言葉を聞いても、耳を塞がないよ。よそ見をしないで、まっすぐ見つめてたい。

いつだって窓際であたしたち

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■通勤ルートを変えた。特に深い意味はない、気分を変えたいからっていう軽い理由。

 

毎朝決まった時間にすれ違う、百貨店のひととは顔をあわせなくなり、いまは高校の前を通過するのが日課。チャイムが鳴るのに合わせて、正門に向かって坂を駆け上がるような、朝のせわしない騒々しい感じも好きだけど、気だるい心地よさをまとった放課後の雰囲気のほうが好き。

 

自転車を立ち漕ぎしながら、「好きな人と〜運命の〜」と満面の笑みで恋の予感を鼻歌で口ずさむ男子高校生…正門を出た瞬間、ほどほどの長さに揃えてたスカートをくるくると短めに巻き、濃いめのリップをさっとひきなおす女子高生…。

 

彼ら彼女らの弾む声を耳にすると、教室の窓からはみ出した、はたはたと風に揺れるカーテンに、汗と混じってふんわり香る甘いレモンの制汗剤などなど、遠い過去に置いてってしまった、あの甘酸っぱい気持ちたちが炸裂。胸からはみだしたこのふぞろいな気持ちは、真珠のネックレスが解けたように、道端に散らばっていく。時は勝手に過ぎてっちゃうな。そうやっていつも実感し、家路を急ぐのだった。

世界の果てまで連れてってね



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■ことしの夏は、水着をきて、海いったりプールいったりしてみたいな。子どもの時にいったきりで、いったことない。

水着は猛烈に恥ずかしい服装だとおもっている。銭湯と温泉は裸になったとしても、女性しかいないから大丈夫!という謎の自分ルールがあるので、平気なんだけど。水着をきて出かける場所には、だいたい男性がいて、かなり恥ずかしいし、しかもこの丸い身体を見せてしまい公害問題じゃんか…という気持ちがむくむく膨れて、どうも楽しめない。

だけど、ことしの夏はその気持ちを克服しよう、ってことで、がんばってダイエットをし、誰よりも!夏を!楽しく!すごしたいな〜〜という所存です!

■人と関わりを持つ過程のなかで、いつもコンプレックスに思っている、とあるちっちゃい悩みがあるのだが、たまたまお酒を飲みに行った同僚に話したら、「そんなん数こなして乗り越えてくしかないでしょ!」と言葉をいただき、いやぁ確かにそうですわぁと納得。コンプレックスにとらわれているあいだは、相手に向き合えてないってことだもんな〜。

テクマクマヤコン

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「あーちゃん!まだ?ねえ、まだなの?」
 
うんうん、わかった。あと少しだから。このボタンをつけたらもうおしまいだから…。よし、オッケー!
 
バッ!とカーテンを開けると、少し不貞腐れたアイちゃんが腰に手を当て、カッと睨みつけてきた。
 
 
 
 
 
 
アイちゃんは小学校のときの後輩。ある時、前の上司と買い物に来た…という思い出だけしかない、なんの思い入れもないアパレルショップへ、時間があったからふらっと寄ったら、店員として居たのだった。そこから付き合いが始まった。
 
「あーちゃんさ、なんでこんな色のタイツ履いてんの?」
 
ん?洗濯が済んでるものから履いてるんだけど、今日はこれだったの。
 
「ありえない!!こんな学芸会みたいなタイツ!あとさ、スカートいつのシーズンの?これ冬の生地!夏だから、これとこれとこれ着て!」
 
手いっぱいのお洋服を持たされ、どんどん背中を押され、フィッティングルームへ。
 
「いい?これ着るまで出ちゃだめだよ?わかった?」
 
はーい。
 
腑抜けたマヌケな返事が、フィッティングルームのカーテンに吸い込まれる。
 
こんな派手なピンクなんて似合わない。こんなの着れっこない。アイちゃんのばか。私はTシャツにハーフスカートが好きなんだ。こんな服なんてCamcanとかエビちゃんとかが着るんだよ。
 
そう思いながらも、結局はいうことを聞いてしまう。
 
「あーちゃん!まだ?ねえ、まだなの?」
 
あ、呼んでる。カーテンの向こうでアイちゃんが苛立っている。声でわかる。
 
あと少しだから。このボタンをつけたらもうおしまいだから…。よし、オッケー!
 
バッ!カーテンを開けると、少し不貞腐れたアイちゃんが腰に手を当て、カッと睨みつけてきた。
 
「おそい!」
 
ごめん。もたもたしてた。
 
「なにもたもたしてんの?っていうか超いいじゃん!やっぱりぴったり!私ってほんとに天才!しかも、あーちゃんの肌の色にピンク合うじゃん。ちょーかわいいよ。これで仕事いきなよ。今履いてるだっさいスカートやめなよ。私のセンスにまかせてよ、ね?」
 
おい、ダサいっていうな。このスカートも気に入って買ったの。
でも、なんだか嬉しい。普段からあんまりにも歯に衣着せないから、褒め言葉も素直に心から出てきたもんなんだろうな、となんの疑いもなく受け入れられた。こんな可愛い服、一生着ないと思ってた。知らない自分を知っていく、不思議な感じ、なんだか心地いいな。
 
ダサいダサいと言われながらも、気づけば、アイちゃんのお店に通うようになった。
 
フィッティングルームは、少しだけ欲望に素直になれる小さな秘密部屋。カーテンを開けたら、少しだけ強くなれた気がした。