贈る言葉

f:id:ayakoonline:20180304201110j:image

 

f:id:ayakoonline:20180304201102j:image

 

 ■駅のホームでの出来事。実家への電車を待っていたら、成人女性ひとりに子供ふたりの親子らしき人たちが隣に座った。はじけ飛ぶ豆粒のように目を離したすきにあっちへ行ったりこっちへ行ったり…お母さん大変だろうなぁと気持ちを寄せていたら「みなさん、着席してください!」と学校の先生のような綺麗な言葉遣いで話しかける声が聞こえた。「私の要望は!ふたりが静かに着席することです!」「遊びたい気持ちはわかりますが、今は電車を待ちましょう!」すごい、教科書の例文か!と思わず突っ込みたくなるほどの声に出したい日本語感。きっと将来のために指導のために…と思って話しているんだろうけど、なんとな~く距離を感じてしまう。そんなときってなんて話しかけるのがいいんだろうね。お母さん頑張ってね、って心の中で静かにエールを送った。

 

■街のはずれにある小さな歯科医に通っていたが、とある事情で都心にある大きな大学病院へ行くことになった。セカンドオピニオンのためだ。(セカンドオピニオンの意味がわからない人はGoogleで検索してみてね。)

今回においてはお世話になっていた歯医者からの紹介という形で、大学病院で話を聞く、ということが出来たが、たとえば急な病気になった際にかかりつけ医がない場合は病院選びってすごく困ると思う。そこで、先生にこういった場合はどうすればいいですか?と質問を投げかけたところ、「正直私にもわかりません」との回答が返ってきた。思わず、先生でもわからないんですか?と笑ってしまったが、これが現実みたい。

実際にお世話になってみないと病院との相性はわからないし、高額な治療費を投資するからといって名医とは限らないし、小さな診療所だからといって治療が疎かにされるわけではないようだ。

インターネットという情報網を駆使しても結局手に入れられる情報は、表向きの情報と病院があるという事実のみで、治療に関することや病院の感触っていうのはイマイチわからない。

Googleでは、医療や健康に関する信頼性のおけるサイトは上位に表示するアップデートをしたようだけど、情報化社会が発達しても頼りになるのは自分の感覚だけなのかもね。

www.buzzfeed.com

 

■実家へ帰るときに常磐線を利用するんだけど、その時に見える荒川(だよね?)の水面がとても綺麗。きらきら煌めく水面をみるたびに、なぜだか海援隊贈る言葉が脳内で流れる。この贈る言葉、前職のときにもよく脳内で流していた。本当にあり得ないやり方で仕事を振ってくる野暮なやつらや人の気持ちを考えられず簡単に傷つけるやつらに対して、やりきれない気持ちを抱えていたとき、何度も歌詞を胸中で復唱してた。

「人は悲しみが多いほど 人には優しく出来るのだから」「信じられぬと嘆くよりも 人を信じて傷つくほうがいい」「だけど私ほどあなたのことを 深く愛したやつはいない」

愛を持って仕事をする、何があっても人を見捨てない、この事態を乗り越えれば人に優しくなれる…そう思うことで自分を律していた日々をふと思い出す。

youtu.be

優しさに包まれたなら

f:id:ayakoonline:20180224005649j:image

 

f:id:ayakoonline:20180224005642j:image

 

f:id:ayakoonline:20180224005714j:image

 

◼️朝起きて顔を洗って歯を磨く間にお湯を沸かす。お湯が沸くのを待ちながら、食パンをトースト。2分でこんがりきつね色。焼きたてのパンに胡椒を混ぜたマヨネーズをうす〜く塗り、丁寧にスライスしたキュウリ、トマト、ハム…もしくはぐずぐずに潰したゆで卵をササっとのせる。その上からまたトーストした食パンをのせてサンドイッチの出来上がり。アルミホイルでサンドイッチを包む頃にはお湯も沸き、コーヒーを淹れる。濃いめのブラック、あつあつのままタンブラーに注ぐ。紙袋のなかへ無造作に入れたサンドイッチとゼリー、あつあつのコーヒーが入ったタンブラーをリュックに入れる。最近のランチはこんな感じ。

 

春めいてぽかぽか陽気の日にはオフィスから出て、外でサンドイッチ。たまにコンビニで買った揚げたてチキンを、サンドイッチの間に挟んで食べる。総額300円ほどの幸福と1時間の贅沢な時間。

 

◼️即席料理にハマっている。ドドンとメインディッシュを作る間にサクッとできる箸休め的なもの。

最近おいしかったのは、キャベツの即席フレンチドレッシングあえ。湯がいたくたくたのキャベツをざく切りにし、塩・胡椒をといたお酢にオリーブオイルをひとたらし。それをキャベツにあえる。こってりした料理に爽やかなお酢の酸味が◎ 調理実習を思い出すチープな味わいがこりゃまたグー。

和食であれば、小松菜のおひたし。お湯で軽く湯がいたら、しっかり湯切りし、食べやすい大きさに切りそろえる。それをサラダ油で軽く炒めたら、塩とお砂糖少々。え?お砂糖?って思うかもしれないけど、コクが出るから入れると美味しいよ。あと白だし。軽く煮立てたら火を止めて冷やす。冷やすと味が染み込むから、すぐ食べたい気持ちをこらえて待ちましょう。

 

◼️お酒飲む約束をしていない金曜の夜にマッサージしに行くのにもハマっている。一般的にメジャーどころのマッサージ屋へ行くのではなく、ネットサービスを頼りに予約し、薄暗い雑居ビルのなかにある、ものすごい当たり感のある店を見つけたとき、とんでもない高揚感がある。それに金曜の夜だ。この段階でかなり舞い上がってるのに、花金に、わたし、すげーの見つけちゃったぞ?っていう気持ちに浸るのがすごい好き。脳内でSHAKEエンドレスリピート。

はい、で、話を戻すけど、最近行ってよかったお店は阿佐ヶ谷駅近のオイルマッサージ。これまで行ったお店で歴代ナンバーワンの、本八幡の台湾マッサージ屋を超えたかも。名前はたしか健康苑だったと思う。そこに匹敵する良さがあった。

どこがいいか具体的に説明すると、まずは現地感があるところ。中国か台湾の方の、あの舌ったらずな話しぶりが「はい、私いま海外にきてまーす!」っていう気分転換的なリフレッシュモードに入れるからいい。次によかったのは、あったかさ!寒い外からやってきて、はらりはらりと洋服を脱ぎ、暖かいオイルで体をさすられる。きもちい。適度に暖められた石で、リンパに沿って老廃物を排出。よい。お気遣いも十二分にあってサービス面でもあったかい。いいね。マッサージをおえて個室を出ると暖かいお茶も。最高。

それにマッサージ屋のいいところは施術前に会計を済ませるところ。明朗会計大好き。本八幡を一緒に発掘したマッサージ友達のSを誘ってまた行こ。Sはきっと喜ぶに違いない。

 

◼️あとは優しさを大事にすることがマイブーム。「タフでなければ生きていけない。優しくなることができなければ生きていく資格がない。」

f:id:ayakoonline:20180207213357j:image

 

◼️ひとをどんどん助けていきたい。

 

◼️私はというとあんまり悩まなくなった。「歳を重ねることは穏やかな諦念を受け入れることだ」とどこかの誰かが言っていたが、まあ概ねそうなんだろうなって思ってる。